【Bastard Box】

2005/02/06 MURDER STYLE@京都・磔磔

出演バンド:DESTINY,MURDER STYLE
 
 自分にとって凄く思い入れが強く大好きな日本のバンドを挙げるとするなら
GRIFFIN,FIRST ALERT,MURDER STYLE,Nightmare,SOUL FLOWER UNION、以上5つのバンドは絶対に外せないのである。
全部関西のバンドになってしまうのは、ずっと大阪で生まれ育ってきたから。
そして、関西のバンドとシーンがホントに心底好きだから。
FIRST ALERTは2002年に解散してしまった。(現在はLIQUID SCREENで活動中)
そして、GRIFFINは2005年の4月をもって解散してしまう。
とても悲しい事だ・・・。

高校生の頃、ハードコアやパンクのライブにしょっちゅう足を運んでいた。
そんな時にMURDER STYLEに出会った。
出演バンドのほとんどがイカついハードコアのバンドの中、MURDER STYLEは純粋なロックンロールをやっていた。
僕は元々親父に聴かされたThe Beatlesから洋楽を聴くようになったんだが、何故か伊藤 政則のラジオを聴き始めHR/HMに傾倒していく・・・w
そして次第にHANOI ROCKSやCHEAP TRICKなどのメロディーの確りとしたロックンロールにハマっていった。僕が一番敬愛しているロックンローラー、JOHNNY THUNDERSとの出会いもここからの流れだったりする。
そんなワケで当時ハードコアに夢中だったがロックンロール大好き少年だった僕は、当然MURDER STYLEのファンになった。
当時のMURDER STYLEは僕の中で物凄く怖くイカついイメージがあり、特にヴォーカリストの美意子さんとギタリストの一成さんは憧れというか近付けない存在だった。
DOLLに一成さんの「勝手きままな私のベスト10」が載った時は、一成さんが挙げてたアルバムを必死に中古レコ屋で探し回ったw
99年頃、MURDER STYLEが東京に活動拠点を移してからは滅多にライブ観れなくなったので関西に来た時は欠かさず観に行ってた。
今回のライブは2003年6月20日の難波BEARSでの、どろろ企画“48Monsters VOL.02”以来実に2年振りの関西でのライブ。

c0017313_13544528.jpg久し振りの磔磔だ。やっぱり場所が分かりづらい。
でも、すごく素敵なハコだ♪
受付でメール予約の旨を話すと「1600円です」と言われる。
てっきりドリンク代抜きで1600円だと思っていたのでびっくりした。
安いわ~♪麒麟Beerの中瓶を頼み、手酌で飲みながら開演を待つ。
流れている音楽がThe Dogs D'amourの4枚目のアルバム「more unchartered heights of disgrace」である事に気付く。ドッグスの中で一番好きなアルバム。実は復活前のドッグスのアルバムの中でこのアルバムだけ持ってなかったんだけど、6年程前に有名HR/HM雑誌「BURRN!」の増刊号とも言うべき「METALLION」において当時は大好きだったBACKYARD BABIESのギタリストのドレゲン(The Hellacopters脱退直後かな?)が好きなアルバムベスト10みたいなんに入れてたという理由で即行中古レコ屋に買いに走ったんですわw


c0017313_14265920.jpgc0017313_14273247.jpgBeerをほとんど飲み終わった頃、DESTINYのライブが始まった。長身で長髪・細身のヴォーカリストは歌唱力があってグラムロックスターの雰囲気が漂っている。ベーシストはSMAPの香取 慎吾似で指弾きのグルーヴィーなベースプレイ。ドラマーはごっつい方で堅実なドラムでバンドを支えている。そして、ギターの男前名方は・・・どっかで見た事あるなー、ってか会った事あるような?そう!河原町の老舗のRock Bar “JAM HOUSE” の店員の清水さんにそっくりやー!て思うたら本人でした(笑)

DESTINYのライブが終わり、ステージ前に移動。今日の磔磔はテーブルと椅子が出ており、立って騒ぎにくい雰囲気。さらに、一人で来ていたので心細い(泣)
横でカメラのセッティングをしている方が話しかけてくれた。その方は東京でMURDER STYLEやSHEENA & THE ROKKETS(シナロケ!),はたまた内田 裕也さん主催のNEW YEAR ROCK FESTIVALなどのステージ写真を撮っている方でした。
色んな話を聞かせてもらいました。80年代のハードコアの話は特に興味深いものでした♪

c0017313_14551282.jpgそうこうしている内に、遂にMURDER STYLEのメンバーが次々と楽屋から階段を下りて登場!
ベーシストが「KING OF ROCK'N'ROLL!MURDER STYLE!」とシャウトし、ライブが始まった。
1曲目は「ROCK'N'ROLL GYPSY」!
周りのお客さん皆椅子に座ってたけど、俺はお構いなしに立ってノリノリになってました(苦笑)
ホント最高のロックンロールバンド♪

c0017313_14553161.jpg
DEAD BOYS,HANOI ROCKS,JOHNNY THUNDERS&THE HEARTBREAKERS,Patti Smith Group,MC5にTHE STOOGESなどから多大なる影響を受け、それを昇華させた独自のROCK'N'ROLLサウンドが心を奮わせる。次に、NEWマキシ「Tokyo Rose」からタイトル曲「Tokyo Rose」!!
ヴォーカル美意子さんの歌唱力はホント絶品♪
絶対的な個性。ハートに来るってこういう事やと思う。
c0017313_14555671.jpg
3曲目に名曲「夕焼けの丘」。
一成さんがMCで「次は俺が高校生の頃に作った曲で~」て言うてはったんやけど、どんな高校生やねん!て思う。渋すぎるって言うか天才やんか
ドラム以外のメンバー皆、ステージから客席のテーブルに飛び乗りハイテンションな演奏を繰り広げる。とにかくめちゃめちゃ動く動く・・・。

一成さんがチューニングしてはる時に「High tension Wire(DEAD BOYSの曲)やってー」とリクエストしてみる。「言われてやると思うなよー」と言いつつすぐさま華麗にイントロだけ弾きはる一成さん(笑)
亡くなった親友に捧げられたという新曲「We Go To Heaven」がヤバかった。この時はちゃんと椅子に座って聴き込んだ。
「此処より悪いトコなんてないさ、俺たちは天国に行くに決まってるさ」という歌詞が泣ける。
ラストは「It's A Living」
イギーのビートはボ・ディドリー,ハノイのハートはT.REX,スティヴはストリートで生きて死んだと歌われる痛快なロックンロールナンバー♪メンバーのボルテージはMAXに振り切れ、客席を縦横無尽に暴れまわる。シールド絡まる絡まるw
「ロックンロール」の叫び声でライブ終了。
「One More~♪」のリクエストコールに応え、再びメンバー登場。
しっとりとしたバラード「Missing」をプレイ。
椅子に座りながら聴き込んだ。ほんと良い曲だわー。
約1時間の最高のROCK'N'ROLL SHOWはこうして幕を閉じた。

-SET LIST-

1.Rock'n'Roll Gypsy
2.Tokyo Rose
3.夕焼けの丘
4.House of Ecstacy
5.The Place I Stand
6.現実
7.We Go To Heaven
8.Vanp
9.Be My Baby
10.Free Will
11.It's A Living
Encore.Missing


終演後、楽屋に挨拶に行くとブリーフ一丁で煙草吸いながら休憩してはる一成さんの姿が・・・。「めっちゃ寛いでますやん」と声を掛けると、「アホ!寛いでるんやなくて死んでるんや!」と返ってきた。「俺ももう歳や~ライブどやった?最高のロックンロールやったやろ?」と気さくに話してくれた。
大阪のライブハウス新神楽が発行しているCD付きのフリーペーパー CREATIVE Magazineのインタビューがえらい長かったとボヤいてはったw MURDER STYLEのインタビューは勿論、付録のCDに1曲収録されるとの事。皆様是非どうぞ!関西のレコード屋に置いてます。
楽屋でMURDER STYLEオリジナルメンバーが一同に介したり、何か凄かった。
一成さんに打ち上げに誘われRock Bar “JAM HOUSE”へ行く事に。
名古屋のLIPSTICK KILLERSの元ベーシストのGENさんが家族連れで来てはって、一成さんと共にGENさんの車に乗せてもらいJAM HOUSEへ。
打ち上げでロックの神秘に触れた気がしたw
GENさんの息子さんの名前がタイラ君だという事にびっくりした!
勿論The Dogs D'amourのヴォーカルである酔いどれ詩人タイラから取ったとの事。
色々なありがたい話を聞けて楽しかったが、一成さんはお疲れのご様子で「餃子食いたなってきたわ~王将行こや!」の一声で店を出た。
俺は終電が近いので挨拶をして別れた。
次の関西でのライブは3月27日の難波BEARS!
今からめっちゃ楽しみなのである。
[PR]
by bastardbox | 2005-02-06 23:59 | ライブレポート